はちみつは大人の咳止めにも効果あり!?

はちみつ 雑学
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子供の咳止めには、はちみつが効果があるという話をよく聞きますが、大人の咳止めに対しても同様に効果があるのでしょうか?

大人の咳止めに対する、はちみつの有効性やおすすめの摂取方法について調べてみましたので、風邪の咳や夜の咳などに悩む方の参考になれば幸いです。

はちみつには大人の咳を止める効果があるようです

結論から言うと、はちみつには、大人のつらい咳に対して子供のそれと同様に鎮咳(ちんがい)、つまり咳を止める効果があるようです。

そして咳を止めるには、コーヒーにスプーン1杯のはちみつを入れて飲むのが効果的だそうです。

子供の咳に対しては、就寝前のスプーン1杯のはちみつが有効だという研究報告があるようですが、大人の場合には、コーヒーにはちみつを入れて飲むと良いようです。

要注意1歳未満のお子さんには、はちみつは絶対に与えないでください。乳児ボツリヌス症をにかかることがあります。

これには、はちみつが持つ抗菌作用に加えて、コーヒーが持つ気管支を広げて咳を鎮める作用が、咳の軽減に働きかけるのが良いようですね。

なぜ、はちみつには咳止めの効果があるのか

はちみつが咳に効果がある理由については、詳しいことは分かっていないようですが、はちみつには殺菌作用や抗炎症作用をもつフラボノイドが含まれており、喉の雑菌を除去し粘膜を保護してくれること、また、消毒作用をもつ過酸化水素を作り出すグルコースオキシダーゼという酵素も含まれていることから、これらが有効に働き咳を鎮めてくれるようです。

また、大人の場合には、はちみつ入りのコーヒーが咳には有効であると言われていますが、これは、コーヒーに含まれるカフェインには気管支を広げる作用や炎症を抑える作用があるからです。

はちみつが持っている殺菌作用とコーヒーが持つ気管支を広げる作用が合わさって、咳止めに効果があるようですね。

はちみつ入りコーヒーの咳の軽減効果について

はちみつ入りコーヒーが、大人の咳を軽減する効果があるのかということについて、調査した報告があるのでここでご紹介しますね。

これはイランの大学病院で行われた比較試験で、3週間以上続く風邪など感染後の咳をする平均年齢40歳の成人患者97人を対象にした試験です。

対象となる成人患者97人を①はちみつコーヒー群、②ステロイド群、③コントロール群の3つのグループに分けて試験が行われ比べられています。

それぞれのグループは次の通りです。
①はちみつコーヒー群:お湯200mlにはちみつ20.8gとインスタントコーヒー2.9gを溶かして8時間ごとに1週間飲み続ける
②ステロイド群:はちみつ+コーヒーの代わりにステロイドのプレドニゾロン13.3mgを入れる
③コントロール群:はちみつ+コーヒーの代わりに鎮咳薬(イランで一般的な咳止め薬)グアイフェネシン25gを入れる

これら3つのグループ毎に試験を行い、飲み始めて一週間後に咳の頻度を比べたところ、はちみつコーヒー群とステロイド群では咳の頻度が減り、特にはちみつコーヒー群ではほぼ咳のひどさを表すスコアがゼロになったそうです。 この比較試験の結果から、はちみつコーヒーが咳に有効に働くことが分かります。

まとめ

風邪を引いたときに出る咳や就寝時に出る咳は、本当に辛いものがあります。

子供の場合には、スプーン1杯のはちみつを舐めさせてあげると、咳が治まると言われており、同じように大人の咳に対しても同じ効果が期待できそうです。

大人の咳に対しては、イランの大学病院での比較試験の結果からも分かるように、コーヒーにはちみつを入れて飲むのが有効なようですね。

ただ、なかなか咳が治まらない場合には、自分で判断しないで、医師の診断を受けるようにしてくださいね。

そして、はちみつは、1歳未満のお子さまには、ボツリヌス症になる可能性があるので絶対にあげないようにしてくださいね。

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